ICJLEの報告

日本語教育グローバルネットワークのメンバーであるCAJLEは本年度年次大会に代わりグローバルネットワークの世界大会である日本語教育国際研究大会(ICJLE2024)を全米日本語教育学会(AATJ)と米国ウィスコンシン州マディソンにて共催いたしました。ICJLEは前回のベネチア大会 (2018)から6年振りの開催となり、500名以上の方が世界中から集まりました。三つの基調講演、二つのシンポジウム、三つのワークショップに加え日本語教育を取り巻く様々な課題について200近くの発表と約80のポスター発表が3日間にかけて行われ、改めて対面大会の良さを感じさせられる大会となりました。カナダからはブリティッシュ・コロンビア大学のパトリシア・ダフ先生を招聘講師としてお迎えし基調講演を行なっていただきました。また、カナダから2名の大学院生が口頭発表をし、大学院生ワークショップにも参加し世界の大学院生と交流しました。この2名の大会参加レポートもこちらの弊会Web上で是非ご一読ください。

さらに、8月17日(土)にはCAJLE主催によるICJLE2024大会後オンラインイベントを開催し、カナダ、アメリカだけでなく日本やその他の国々からもご参加をいただき、大会テーマでもある「多様性と専門性」を軸とし日本語教育を取り巻く多様性、教師としての成長、そして喫緊の課題であるAIや先住民化・脱植民地化等について意見交換を行いました。参加者から寄せられたご感想はこちらのページでお読みいただけます。

今回CAJLEがICJLE2024を共催するにあたりダフ先生をカナダから招聘講師としてお迎えでき、そしてオンラインイベントにはダフ先生のもとで研究をなさっている大学院生の山本大氏をモデレーターとして勉強会にお招きできたのも国際交流基金様のご支援のおかげです。さらに、高円宮日本教育・研究センター様、Blue Tree Books様、そして個人的にご寄付をくださった皆様からのご支援の結果、カナダの大学院生への大会参加補助、CAJLE会員の皆様へのリモート登録費への補助が実現いたしました。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。

最後になりましたが、ICJLE2026は台湾で開催されます。また、CAJLE2025年次大会はバンクーバーで皆様をお迎えすべく実行委員が準備を始めております。バンクーバー、ブリティッシュ・コロンビア大学で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

木村美香(CAJLE 会長)

Copied title and URL